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ようこそ『ポジティブな子育て』へ
池田 詩子(いけだうたこ)
「怒鳴ったり罰を使わないで、子どもはちゃんと育つのだろうか?」
私は以前、不安がありました。
でも、ポジティブ・ディシプリン(前向きなしつけ)で、
子育てを何度も修正して取り組み、前向きな子育てをするたくさんの仲間を見て
「育てることができる」と自信を持って言うことができます。
今あなたは、私が経験したように
毎日の子育てに圧倒されて自信を失っているかもしれない。
初めての経験で不安になっているかもしれない。
今、どうしたらいいか分からなくなったのは、
子育てをして沢山の情報を得たものの、
それをどう整理して、生かしたらいいか模索中だからかもしれません。
あるいは、子育てに効果的な情報を受け取れていないからかもしれません。
このプログラムで、
私は自分がやりたくない子育て、やりたい子育てをはっきり確認することができました。
自分の子育ての本当の目標に気づき、子育てが思い通り行かず途方にくれる時でも、
なんとか一歩進むための考え方を手に入れました。
ポジティブ・ディシプリンでは、必要な情報を提供しつつ、
効果的な子育てに重要な原則を4つに整理し、
ポジティブ子育てができる取り組み方を、何度も経験し練習します。
どんな経験を持っていたとしても、それはあなただからこそ出来るポジティブな子育てのアイディアの源泉です。一緒に学ぶ仲間からも、子育てのアイディアがたくさん聞けます。
私は、このプログラムの先に、信頼関係の強いしあわせな家族の姿がはっきりと見えます。
前向きなしつけは、
親子関係を築きながら、子どもが元々持つ力を伸ばす子育てです。
体罰禁止の法律に怯えることもなく、自分が虐待する心配もなくなります。
叩いても怒鳴ってもうまくいかないから、ポジティブな子育てをしましょう!!
落合 香代子(おちあい かよこ)
気持ちよく子育てしたい。
気持ち良い毎日を過ごしたい。
柔らかくて、温かくて、私をゆるやかな気持ちにさせてくれる。
私の方が子どもからたくさんの温かさをもらっている。
この子を私がしっかりと守らなければいけない、と思いました。
いつしか子どもは弾けるように笑うようになり、興味のある方向へ歩くようになり、
時には私の思いとは裏腹に自分の興味や好奇心の思うままにすすみ、時々は真っ赤な顔をして泣くようになりました。
ある時は耳を覆いたくなるほど泣き叫び続け、私を途方にくれさせました。
そんな時、私の心の中で、私も知らなかった私に出会いました。
「どうして私を困らせるの!」
「なんでこんなに憎たらしいんだろう。」
私の中に現れた知らない私に、私自身が驚いて、呆然として、考え込んだり、
時には涙したものです。
子育ては誰もが初めての体験。初めて歩く道。
新しい道では、道案内が欲しい。
そんな時に見つけたスウェーデン生まれの子育ての道案内。
それがポジティブ・ディシプリンです。
子育ての道案内は私の大切なパートナーとなり、私を導いてくれました。
子育てのGoal。それは子どもが自立した時。「20歳になった子どもの姿を想像する」
子どもの成長に戸惑っていた私に、もうすっかり忘れていたワクワクする遊園地のような
子どもの世界が広がりました。「子どもの発達」
泣き叫び続ける子どもを前に途方にくれていた私に、目の前の子どもに
どのように対応したら良いのか、を教えてくれました。「温かさ」と「枠組み」
怒ってしまった時にも、「ごめんね、ママも辛くなったの。」と、
親も子も完璧ではなくてもいい、ことを知りました。「課題解決」
子どもも大人も同じだよ、どっちが上でどちらかが正しい、ということはないのだ
ということを知りました。「子どもの権利」
子どもと一緒に安心して毎日を過ごしたい。
子どもを私なりに導いてあげたい。
誰かのための道案内じゃない「私の子育ての道案内」
「How to ではない私の子育ての道案内」がポジティブ・ディシプリンです。