中3の息子は、家では自分の部屋でばかり過ごすので、
親子で話をするのは、ご飯やトイレに降りてきた時、後は送迎の車中というところ🚗
降りてきた息子が話しかけてくれるのだが、私の印象だとゲームの話ばかり
「中3なのにゲームの話ばかり🎮」と私は思う💧
それをすぐ態度にして「受験生でしょ。ゲームばっかりして、後で後悔するよ」としそうなところ
最近は、自分がイラっとして反応(ストレス反応)する感じは結構分かるので、ちょっと待つ。
そんな時は、ポジティブ・ディシプリンで考えてみる機会💡
ステップ1
『課題解決する(課題を特定し、課題解決プロセスに集中する)』
課題を特定する時は、誰からも見える聞こえる観察可能な子どもの言動にするのがポイント。
「今回の課題は?」と考えたところ、パッと思いついたのは
"子どもがゲームのことばかり言うこと"
でも、これって課題なのかな?と迷う。だってゲームのことを話したっていいじゃない、と…
次に思いついた課題は
”子どもがゲームばかりしていること”
でも、そう思ったものの、"息子がゲームばかりしている"と言うのは、
私の想像であって、誰からも観察可能な客観的事実ではない。
そこまで頭を使って考えていると、感情的なイラつきがかなりおさまって
一体、今回の課題ってなんなんだろう?と思い始める(笑)
私はイラっとして子どもを叱りつけようと思ったけど、実は子どもは怒られる理由は持っていないらしい。
衝突はたいてい親と子のニーズの違い
・私はゲームに振り回されない生活をして欲しい
・息子は、ゲームでの楽しさを人に話したい
そう思うと
私が今することは、息子がゲームに振り回されている
という自分の不安に対処するために、
息子とコミュニケーションをとり、
彼がどんな風に時間を過ごしているのかを知ることじゃないかと思い当たった。
ポジティブ・ディシプリンで
子どもと向き合う時に大事なこと、つまり子育ての土台は
『長期的な目標(息子が20歳になった時にどんな人であって欲しいか)』
を念頭に置いておくこと💡
私が息子になって欲しい人間像は、「自分も他人も同時に大切にできる人💡」
長期的目標からも、現状を考え直してみる。
息子はゲームが好き💓息抜きや喜びのためにゲームをするのは、自分を大切にしているとも考えることができる。いま今、ゲームで寝不足とか学校に行けないとか、学業どころじゃなくなっているわけではない。実は息子は、やることはやりながら、自分の好きなことや自分の気持ちを大切に過ごしているのかもしれない。
私が不安を感じていることと、息子からの視点を確認できたら、いよいよ子どもと話す時。
子どもに接する時は
『「温かさ(安心できる関係性)」と「枠組み(導きや情報)」を一緒に使う』
のがポジティブ・ディシプリンの4原則の1つ。
私は落ち着いて、ニュートラルな気持ちで息子のゲーム話を聞いた。
息子の考えを知ることができるように、息子の目から眺めるように(温かさ)。
そして、息子が話し終わったところで、
「ゲーム楽しんだね。お母さんがゲームで心配するのは、知らないうちに時間をすごい使ってしまって、睡眠や勉強がママならなくなることだけど、どれ位やってる?」
すると息子は「大丈夫オレ、飽きやすくて30分位しか続かないから」と
私は「30分なら気分転換でイイね」と。
そして、息子のゲーム時間が30分が本当かは、実のところわからないが、
まずは30分ほどが適正だという感覚を確認できたので、
彼自身が生活をコントロール出来るように、また見守っていきたいと思う。
#ゲーム